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NBDCヒトデータベース運用開始

独立行政法人科学技術振興機構(JST)バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)が、ヒトデータに関するデータベースを共有するためのプラットフォームとして、「NBDCヒトデータベース」の運用を開始したそうです。

http://humandbs.biosciencedbc.jp/

公的資金を用いたプロジェクトで、ヒトを対象とした研究の成果として産生されたデータ(遺伝情報、臨床情報、画像情報など)を受け入れるそうです。
NGSデータは、DDBJのDRA(DDBJ Sequence Read Archive) / JGA(Japanese Genotype-phenotype Archive)へ格納することになると記載がありました。

データは大きく4つに分類されます。
1. オープンデータ
 すでに発表された論文の参照データなど。
2. 制限公開データ
 関連研究に従事したことのある研究者が使用できるデータなど。
3. 公開待機データ
 データ提供者による成果の公開の後、1あるいは2として公開される予定のデータなど。
4. 匿名化前・公開留保データ
 匿名化前のデータ。

データ提供者と利用者が守るべきセキュリティレベルが、データごとに異なるの点がポイントです。



利用可能な研究データはまだないようですが、順次公開されるそうです。
表現が異なる点もありますので、正確な内容はこちらをご覧ください。