アメリエフの技術ブログ

Amelieff Staff Blog

「医療ビッグデータを活用して世界を変える! 学生インターンMeetup 2017春」を開催いたしました。

 先日4月21日(金)、アメリエフ株式会社にて学生インターンMeetupを開催いたしました。このイベントは長期実践型インターンに興味のある学生を対象としたもので、現在インターンシップを経験している学生が企画したイベントです。イベント当日は、代表取締役社長 山口昌雄による講演『医療版ビッグデータの活用とアメリエフの目指す未来』と、現役インターン生による業務内容プレゼンが行われました。

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 最初に行われた社長山口による講演では、医療版ビッグデータの活用を主軸に、アメリエフが目指す将来像について語られました。アメリエフが行っているゲノムデータ解析事業は、生命情報を理解するうえで重要な役割を担っています。例えばがんを患った場合、治療するための抗がん剤は誰にでも効くわけではありません。がんのタイプや遺伝子パターンによって効果が違ってくるのです。そこで、アメリエフは大量のDNAゲノム解析結果をデータベース化し、がんに対する遺伝情報のパターンを統計処理によって明らかにすることを目指しています。その結果患者さんの患っているがんに適した治療法を提供することができますし、副作用の少ない抗がん剤の開発にもつながります。

 続けて、現役インターン生による業務紹介プレゼンテーションが行われました。現在アメリエフには開発事業に2名、経営企画に1名のインターン生が在籍しています。まず開発事業では、データ解析の補佐に加え、WEBアプリの新サービス開発やデータ作成などが業務として挙げられました。経営企画では、公式ウェブサイトの管理や記事執筆、クライアントとのやり取りなどかなり実践的な業務を行っていることが紹介されました。

 インターン生は3名とも、生物やプログラミングの知識を持っていたわけではありませんが、業務を通じて徐々に専門的な知識を身につけ、実践することができたと話します。そのため、皆が「チャレンジできる」「成長できる」ことをメリットとして挙げていました。インターン生の中には、自分のレベルに合った案件を任され段階的な成長を実感できた人もいれば、インターンに参加してから2週間で大きな商談に参加するという刺激的な経験をした人もいます。さらに、インターン生からは経験豊富なエンジニアから常にアドバイスをもらうことができたり、社員さん達との距離が近く楽しく仕事ができることもメリットとして語られ、一人一人が自分なりの意義を業務に見出している様子でした。

 イベントに参加した学生も、イベントの冒頭で30秒間の自己紹介を行い、自身の研究内容やアメリエフに期待していることを話してくれました。初めのうちは少々硬かった雰囲気も、講演やプレゼンが進むにつれて徐々に緩やかになり、最後の懇親会では自分から積極的にアメリエフのビジョンや業務・研究内容について語り合っていました。アメリエフのインターン生にとっても、幅広いバックグラウンドを持つ学生さん達とインターンシップの内容や今後の医療ビッグデータの動向について話し合うことができ、刺激的な交流の機会になったと自分たちが企画したイベントに達成感を感じている様子でした。

 アメリエフの長期実践型インターンに興味のある方は、ぜひ一度連絡していただければと思います。