今日は、最新の歯科治療法を御紹介します。
そもそも虫歯は、口内にいる菌が糖から酸を作り、その酸が歯の表面にあるエナメル質層を溶かす事でできるそうです(ここまでは痛くない)。
放置しておくと、エナメル質の下にある象牙質、さらには神経や血管が通っている歯髄にまで達するそうです(ここまで進行すると痛みを感じる)。
従来の方法は、酸により溶かされた部分を全て削るというもの。一見、最適な方法に思えますが、菌を完全に死滅させる事は困難であり、再発することもあるそうです。
そしてとにかく治療が怖い!痛い!!
その恐怖があるため、歯科病院に行くことに抵抗を示す人が多いのではないでしょうか?
最新の歯科治療というのは、治療が痛くなく、かつ無菌化状態にする方法だそうです。
その名も“3Mix-MP法”。
3つの抗菌剤を調合して、虫歯の穴に置き、そのまま穴をふさぐという方法です。削らない治療法。なるほど痛みはなさそうです。
また、この方法だと穴の奥まで、無菌化する事が可能であり、虫歯の再発を防げるそうです。
これなら試してみたい!
(他にも、削らない治療の提唱が多くされているそうです)
提唱当初は、批判もされたそうですが、患者さんが求めており、かつ科学的原理の観点から考えても、納得できます。
いいものはいいのだ!