1冊目は、独自の進化により鼻で歩行するようになった
「鼻行類」という哺乳類について、まじめな雰囲気で書かれた本です。
鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー)
Harard Stumpke,日高 敏隆,羽田 節子
大学生の時、学部の先輩に「生物学を学ぶ者、必読の書」と
騙されて(?)読みました。
「鼻行類」には大きいのから小さいのまで多様な種がいて、
彼らの生態が図を交えて説明されています。
最近人気のこびとづかんの元祖といってもいいかもしれません。
次の2冊は、いずれも人類滅亡後の地球において、
生物がどのような進化を遂げるかを予測した本です。
CGによるカラフルな図が豪華です。
現存の生物と比べると見た目がグロテスクなものも多く、
この本を小さい子供に見せるとトラウマになるか、
無類の生物好きになるかのどちらかでしょう。
こちらも生態が詳しく考察されており、
お好きな方にはたまらないものがあります。
アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界
ドゥーガル・ディクソン,今泉 吉典
フューチャー・イズ・ワイルド
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス,松井 孝典,土屋 晶子
「フューチャー・イズ・ワイルド」によると、
2億年後の地球では巨大な陸生のイカが繁栄しているそうです。
人生にちょっと疲れたとき、イカになって森の中を
のっしのっしと歩いている自分を想像してみてはいかがでしょうか。
ちょっと体の力が抜けると思います。