東京は7月がお盆だそうですが、地元(新潟)は8月がお盆です。
お正月には神社で手を叩き、お盆には仏壇に手を合わせ、クリスマスにはケーキを食べる無節操な私ですが、いちおう仏教徒のつもりでおります。
実家の宗旨は曹洞宗なのですが、曹洞宗はお経が長いです。
お盆に実家の仏間でお坊さんがあげてくれるお経を聞いていると、独特の発声の気持ちよさやお線香の匂いや足のしびれがあいまって、軽いトランス状態になり、心が浄化されたようなありがたい気持ちになります。
先日のUnyaneeさんの「うなぎを逃がすと功徳がある」という記事を読んで、落語の「後生鰻」というネタを思い出しました。
鰻屋の前を通りかかったご隠居さんが、捌かれそうになっている鰻をお金を払って助けてあげるのですが、善行がエスカレートしてしまうという、なかなか後味の悪い噺です。
ご興味のある方はぜひぐぐってみてください。