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稼働中のタスクをtopコマンドで!


サーバで動いているタスクを「top」コマンドで確認してみましょう。

コマンドはとてもシンプルです。

$ top

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システムのCPU使用率順に、稼働中のプロセスが表示されます。図ではpsiblastとvimが一番プロセスを使用していますね。プロセスを稼働しているユーザも表示されます。
topコマンドを「q」を押して終了するまで、稼働状況は3秒ごと(※デフォルト)に自動で更新されます。

実行中に「c」を入力すると、実行中のタスクをコマンド名(例:「vim」)だけでなく、コマンドラインの引数(例:「vim sample.txt」)まで見ることができます。
他にも、自動更新の時間を変更したり、CPU使用率ではなく使用メモリ順に並べ替えたりすることもできます。

複数のタスクを同時に実行しているせいでサーバの動作が重くなっているとき、どれが一番重い処理なのか確認したいとき、逆に、これからとても重い処理を実行したいけど、すでにサーバを使っている人の邪魔にならないか確認したいときに使用します。
弊社のサーバを購入された方には積極的に使用を推奨している、基本のコマンドなのですが、過去にブログで取り上げたことがなかったので、紹介してみました。