アメリエフの技術ブログ

Amelieff Staff Blog

2023年度入社のkutsuyでございます。

皆様初めまして。2023年5月に中途入社しました[受託コンサルティングチーム](https://amelieff.jp/commissioned/)のkutsuyと申します。かなり今さら感はありますが、社内から圧力がありましたので自己紹介致します。

 

私は前職で16年間公務員をしておりました。官公庁で生物学的な専門職として働く一方で、大学で研究活動をしたことがバイオインフォマティクスとの出会いのきっかけです。研究テーマは「ヒト体質と常在細菌叢の相互作用」みたいなお題でして、当時ラボではDRY解析のノウハウが全くなかったので自力でメタゲノム解析を始めました。最初は「Linuxって何?(おいしいの?)」レベルから始まり、書籍とGoogle先生だけを頼りに進めていたのですごく心細かったのを覚えています。ただ、エラー達を解消して解析コマンドが動く瞬間はやはり何とも言えない達成感があります。また、NGSも使っていたので(一番最初は今はなきロシュのGS Juniorです、ご存じの方いますか?)、一応IllminaのWETの知識が少しあります。

 

私がこの世界で働きたいと思った理由は、バイオインフォマティクスを通してたくさんの研究をサポートできるので広く社会に貢献できる、と考えたからです。医師が一人の患者様を治療することも大切ですし、研究者が多くの患者様を救う薬剤を開発することも大切ですよね。私はこの年齢になって(ご想像にお任せ致します)、後者の考え方が今の自分にフィットしている感覚があります。これからも真摯に解析をして、間接的にではありますが困っている方のお役に立てるような仕事が出来ればと思っています。

 

バイオインフォマティクスで大変なことは「たぶん一生勉強する必要がある」ということです。生物学もそうですし情報学(プログラミング知識を含む)も然りです。解析手法および解析ツールが日進月歩で進化を続けており、そのスピードに何とか離されないように必死で勉強しております。。。最近、技術書も読むようになりましたので、お勧めの本を今後こちらのブログでもご紹介できればと考えたりしてます(続報を待たれたし)。

 

少し長くなりましたが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。自己紹介シリーズでペットを紹介している方が何名かいらっしゃったので、私も実家の家族を紹介します。

DRY解析に関することでお困りごとがあれば、ぜひお気軽にアメリエフまでお声がけくださいませ。

見えてる?