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血液検査でうつ病診断

本日も気になる記事を紹介させていただきます。よろしくお願いします。

広島大学で、鬱病診断の指標を血液検査で行うという報告がなされました。
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鬱病という病気は、気持ちの病気であることから、見える形として表れにくく、お医者様の判断で診断しています。

しかし広島大学のグループでは、BDNFという物質を産生させる遺伝子のメチル化反応が通常の人と鬱病患者とで反応パターンに差異があるということを発見したそうです。

これまでは、鬱病の指標として、脳内セロトニンの物質量が注目されていたと思います。しかしこの物質は、脳内に存在するため、診断段階の指標には向かないように思います。

今回広島大学が発見された指標は、遺伝子評価であるため、血液で診断する事が可能だという事です。補助的な診断法として用いるということですが、これは、鬱病診断に於いて大きな一歩ではないでしょうか。