SNP解析、GWASの結果の図示に広く使われるマンハッタンプロット。
これをカラフルにする方法、色の例をご紹介します。
マンハッタンプロットの作図には、統計解析ソフトRの、CRANパッケージ qqmanを利用すると簡便です。
install.packages("qqman") #パッケージインストール。初回のみ install.packages("data.table") library("qqman") #ライブラリ読み込み library("data.table") dat.raw <- fread("filename.assoc", stringsAsFactors=F,header=T) #"filename.assoc"には関連解析後のタブ区切りファイルなど dat.ylim <- c(0, max(10, max(-log10(dat.raw$P) * 1.04, na.rm=TRUE))) png("manhattanplot.png") #.pngに描画 manhattan(dat.raw, ylim=dat.ylim, genomewideline = -log10(1e-07)) dev.off()
manhattan()
には他のグラフと同様、色を指定するオプションcol
があります。
何も指定しないと、基本設定(col = c("gray10", "gray60")
)である灰色の濃淡2色のくりかえしで描画されます。
ここで色を指定すると、染色体ごとにSNPのドットの色を好きに変えることができるんです。
例えば、col = c("#ba55d3", "#ff69b4", "yellow", "yellowgreen")
と指定すると、4色のくりかえしに。
png("manhattanplot.png") manhattan(dat.raw, ylim=dat.ylim, genomewideline = -log10(1e-07), col = c("#ba55d3", "#ff69b4", "yellow", "yellowgreen")) dev.off()
かわいい。
22色指定して、論文にあるように22対の染色体を異なる色にすることもできます。↓
col = c("#E60012", "#FFF100", "#009944", "#00A0E9", "#1D2088", "#920783", "#E5004F", "#F39800", "#8FC31F", "#0068B7", "#009E96", "#E4007F", "#333333", "#D7004A", "#1B1C80", "#E48E00", "#009140", "#999999", "#86B81B", "#0097DB", "#8A017C", "#D7000F")
重要な領域を目立つ色にすることもできますし、
ポスターやプレゼンテーションスライドの色調と合わせてもおしゃれですね😃