ゲノムの解析においては、snpEffによるannotateなど時間のかかる計算というのがしばしばでてきます。その最中、プログラムが本当に走ってくれているかリアルタイムに監視したい、ということがままあります。topコマンドをはじめプロセス監視用コマンドは数種ありますが、できればもっと直接的に、アウトプットファイルへの書き込みが進んでいるかを知りたいですよね。そんな時に使えるコマンドがこちら。
$ less +F <outputfile>
(プログラム実行中の端末と別の端末から)これを叩くと、アウトプットファイルへの書き込みをリアルタイムに見せてくれます。お馴染みのlessにこんなオプションがあったんですね……。(もしや常識?) 奥が深いです。
標準出力画面に戻るには
ctrl+c → q
とても便利ですので、ぜひお試しください。