こんにちは.営業部のta-yです.
今年最後のオープンセミナーも手伝いとして,参加しました.
生憎,福岡での分子生物学会のタイミングもあり,開催が危ぶまれましたが,無事開催することが出来ました.
この場を借りて,参加いただきました,先生,企業の方にはお礼申し上げます.
さて,弊社の勉強会・セミナーは弊社エンジニアが講演する技術系勉強会と外部の先生方に講演いただくセミナーを隔月で実施しております.
今回は弊社にご縁のある熊本大学病院の神力先生に病院検査部のお立場で現行の制度におけるNGSの立場と課題についてお話いただきました.
第8回アメリエフオープンセミナー開催のお知らせ | amelieff
ご講演
リファレンスゲノムの重要性や人種における疾患関連遺伝子の違いなど多岐に渡ったお話をご自身の経験を踏まえて詳しく講演いただきました.
検査として一般化するために重要なバリデーションについても今後取り組まれていくとのことでした.
コンパニオンとしての価値も含めて,NGSを用いた検査の状況を理解することが出来た,とても有意義なセミナーだったと感じました.
宣伝になってしまいますが,弊社は神力先生の解析のご相談及び自動化というシステム開発の部分でお手伝いさせていただいています.
弊社としても今後どのようにお役に立てるのかということを改めて考えさせられました.
情報交換会
セミナー後は最近恒例となっております,講師の先生を囲んでの情報交換会です.
予算やランニングコスト,バリデーションの担保をどうするのか?
NGS検査の在り方は?
核心を突いた質問や議論が神力先生を中心に時間を超過して展開されていました.
神力先生もこの状況は想定しておられなかった様子で,最後はヘロヘロになっておられました.
神力先生,本当に有難うございました!
営業をしていると,自身のバイオインフォマティクスに不安を感じておられる方が少なからずいらっしゃいます.
折角の機会ですので,そういった先生方・一般企業の方にも情報交換会には積極的に参加いただき,不安解消に繋がればいいなと思いました.
次回の皆様の参加を心よりお待ちしております!