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戦略とは

tokunagaです。
本日は書籍のご紹介をしたいと思います。

「あたらしい戦略の教科書」
酒井穣

”戦略とはー「現在地」と「目的地」を結ぶルートである”と、まずは戦略という概念について説明されています。今の状態である「現在地」から、目標である「目的地」までの距離をどう埋めていくかを考えることが「戦略」であり、その「戦略」を考えるためのポイントが記されています。その中でも重要なのは「情報力」であると著者は述べています。
「情報」というものは非常に重要かつ貴重なものであり、それを得るためにはたとえ相手が同じ会社の同僚であれ、簡単には手に入らないと述べています。そのため、常に手段、言葉、その人の性格などを考慮し、情報の収集方法を工夫することの大切さがわかります。

この本は、いきなり難しい分析方法の説明などから始まるのではなく、まず“「戦略」とは”という土台からしっかり固めらた上で内容がステップアップしていくので、理解しやすい印象を受けました。そして教科書というだけあり、大事なポイントがわかりやすく押さえてあります。
著者の意見にもありましたように、リーダーなどの組織のトップだけでなく、私のような若手社員にも読んでいただきたい本です。