アメリエフの技術ブログ

Amelieff Staff Blog

Mendeleyの紹介

本日は、文献管理ソフトの一つであるMendeleyを簡単にご紹介したいと思います。

最近、論文を読む機会が増えてきたので論文管理ソフトを探していました。論文管理ソフトと言えばEndNoteが有名ですが、値段が高いことがネックです。そこで、フリーの論文管理ソフトを探してネットをさまよっていたところ、このMendeleyを発見しました。
基本的には、ダウンロードしてきたPDFを登録して一覧で管理できるソフトなのですが、私が便利と思っている、以下の機能があります。


・PDFの登録が簡単
自分のPC内にあるPDFフォーマットの論文をドラッグ&ドロップするだけで、タイトルや著者名、発行年や巻数などを自動でimportしリスト化してくれます。

クラウドベースである
異なる場所にある端末からログインしても、別の端末で集めた論文を読むことができます。Evernoteと同じ感覚でしょうか。

・ウェブ上の論文を簡単に取り込める
Web importerというプラグインを導入すると、ウェブブラウザで表示した論文をクリック一つで取り込めます。主要な論文誌、またGoogle scholarPubMed、CiNii等の検索結果からも取り込むことができます。

・Citationの書式を選べる
Mendeleyでは論文のcitationの書式がいくつか選べます(まだ数は少ないですが)。これをそのままwordに張り付けることもできるので、論文執筆の際には大きな助けになるでしょう。

・論文にマーカーやメモが張り付けられる
Mendeley上で表示したPDFには、マーカーでラインを引くことや付箋のようなメモを貼り付けることができます。

・オンラインコミュニティがある
MendeleyのページからMendeleyのオンラインコミュニティに参加することができます。研究者同士の交流や、情報交換が可能になるでしょう。また自分の興味のある分野を登録しておくと、その分野の論文を自動的に検索してくれる機能もあります。


以上、ざっと書いてきましたが、他にも便利な機能がたくさんあるようです。Mendeleyの使い方を纏めたページなどもありますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。