皆さんこんにちは。
アメリエフ主催勉強会では入り口に立って看板係をこなし、
時には、オフィスの椅子の修理まで行う、みんなの便利屋さんmisawatです。
あ、複業で取締役CTOやってます。
さて、2019/7/5-2019/7/7@福岡で開催された第五回クリニカルバイオバンク学会に参加してきました。
医療検体・情報の利活用に重点を置く本学会は私が大注目していて、唯一毎年参加している学会です(基本引きこもりなので・・・)。
今回のセッションは1日目からすごかった。
何がすごいかというと、去年は保守!保守!保守!という感じだった個人情報の取扱に対するスタンスが、
今年は「匿名化はナンセンス」とか「情報公開システムの紹介」とか、とにかく情報の利用に重きをおいた発表が多々ありました。
アメリエフが目指す「情報のペイフォワード社会の実現」において、必要不可欠な概念であることから、追い風を感じました。
ただ、悪い意味で衝撃的なことも知りました。
ガンゲノム医療の保険診療が始まったわけですが、この制度だと
遺伝子検査 8,000点=8万円 その他(エキスパートパネルや患者への説明等) 48,000点=48万円
といった内容らしく、要は遺伝子検査を行った後に、患者様がなくなってしまった場合、8万円までしか国に請求することはできず、
超えてしまった部分は病院負担となるらしいのです。
あんまりだぁぁぁ。。。。
※ 一般に遺伝子検査を行おうとすると30万は超えてきます。業界最安値であろう我々も28万程度かかります(データ解析のみならば8万円程度)。
まだまだ、社会にゲノム医療の恩恵が無いから、こんな理不尽な設定になるんですね。
アメリエフも頑張って、ゲノム医療の地位を向上していきます!