記事には、主に下記の3つについて記載されています。
・ここ8年で次世代シーケンスに要するコスト、時間の著しい変動をグラフ化 当初は、ヒトゲノムを全て解読するのに8000日かかっていた。
現在では1日。
・新薬開発への貢献
突然変異による薬剤耐性が発し、その原因遺伝子、変異を解明した。
・国際プロジェクト!がん変異のリスト化!
日本では、肝がんに関連する変異箇所を全てリスト化することが目標。
ゲノム解析により、その変異箇所を特定する。
特に印象に残った言葉を下記に記します。
「同じがん細胞でも種類によって様々である事が次世代シーケンサーによりわかってきた。今のペースでシーケンサーの能力が向上すれば、近い将来、患者の細胞のゲノムを検査し、検査結果に応じて治療法を決めるという時代が来る。」

上記の様な原因遺伝子の特定は、ゲノム解析が必須となります。次世代シーケンサー自体の性能ももちろんですが、ゲノム解析の向上も留まることなく行うべきです。
弊社では、学会や日々のお客様との関わりの中で、常に新しいゲノム解析へのヒントを頂き、解析の向上を図っています。上記の様な時代のサポートに貢献していきます。