アメリエフの技術ブログ

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巨人の肩の上

先日、はんこについての小学生の自由研究のニュースを見ました。 https://concours.toshokan.or.jp/wp-content/uploads/contest-data/230002/#p=1

よく調査してあっておもしろかったのですが、一番感心したのは参考文献の書き方がしっかりしていたこと! 学生時代にレポートで指摘された経験がある方もいると思うのですが、ちゃんと書くのは意外に難しいです。

Google Schlarのトップページにも「巨人の肩の上に立つ」とあります。 https://scholar.google.com/

弊社の報告書でも参考文献を明示するようにしていますが、 先人が積み重ねてきた知見に基づいて、何かを発見しているわけですし、 何となく言われていることであっても出典が怪しかったりする場合もあるので、 参考文献をきちんと調べて書くのは非常に重要です。

以前、自分が論文を書いた時に、100年ほど前の論文を引用したのですが、取り寄せてみたところ「当時は手書きでこんな感じだったのか!」と非常に新鮮でした。 つい、古い「元々の論文」ではなく、新しくて手に入りやすい「元々の論文を引用した論文」を再引用してしまう場合があるのですが、元々の論文を一度ちゃんと調べてみてはいかがでしょうか?