アメリエフの技術ブログ

Amelieff Staff Blog

相対パスと西瓜わり

夏の風物詩の一つと言えば「西瓜わり」ですが、
西瓜に向かっている人に、どのような指示を出しますか?

「(そこから)まっすぐ前」「ちょっと右」のように
今いる場所からどちらに向かえばいいかを伝えると思います。
「北緯36度東経140度に移動してください」とは言いませんよね。

前者がコンピュータで言うところの「相対パス」で、
後者が「絶対パス」です。

絶対パス」は常に同じであるというメリットがありますが、
階層が深くなるほど文字数が長くなりがちです。
近くに移動したい場合は、今いるところから見てどちらかを示す
相対パス」を使うほうがわかりやすいことが多いです。

Linuxで「/home/amelieff/」から「/home/genome/」に
相対パス指定で移動する

$ cd ../genome

Rで「C:/Users/amelieff/Documents/」から
「C:/Users/amelieff/Desktop/1_work/」に相対パス指定で
移動する

> setwd("../Desktop/1_work")

相対パス」と「絶対パス」については以前にも記事を書いていますので、
ご参考になれば幸いです。

絶対パス」と「相対パス」を使い分けて、LinuxやRを
楽に速く操作しましょう!