先週、PACBIO RSのSMRT(Single Molecule Real Time)シーケンシングを実現するための3つの技術革新とシーケンスオプションについて少し書きました。
彼らは、
・flushing, scanning, washingステップが不要
・PCR増幅が不要
・長いシーケンス長(平均1000base)
・時間短縮(sample preparation:one day, run time:30min)
・使いやすさ(SMRTbell sample preparation protocolはシンプルで早い、タッチスクリーンのインターフェース、標準と互換性の高いデータフォーマット)
・柔軟性と精度(多様なプロトコル、コストとスループットを調節可能、SMRT Cellの数を調節)
・kineticsの測定と評価が可能
を優れている点として挙げています。
カメラの性能向上が課題だと思いますが、技術の進歩は目覚ましいですね。
外気や振動に左右されず安定して性能を発揮できるのか、
またコストはどのくらいまで下がりそうなのかが気になるところです。
【参考】
・Pacific Biosciences
http://www.pacb.com/