アメリエフの技術ブログ

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インフルエンザウイルスを調べよう

今週のお題「人生最大の危機」 f:id:Fuku-I:20190814151733p:plain:w40

筆者は、小学生のときインフルエンザにかかり高熱を出したのがこれまでの人生で最も辛かったです。
高熱と吐き気がひどく、人生終わりかもしれないと思いました。
さらには当時のインフルエンザのお薬は、副作用で幻覚が見えて窓から飛び降りる子どもが居るとか居なかったとか聞かされ、お薬を摂取するのも怖いものでした。
(幻覚は全然見えませんでした)

そんなわけで、無事に回復し情報屋さんとなった今でもインフルエンザには敵意を燃やしている私です。
ウイルスの研究は全力で応援します!

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インフルエンザウイルスのデータベース

インフルエンザウイルスにはA,B,C の3種類のタイプがあり、特にA型は2種類のタンパク質 ヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)に多くのサブタイプがあります。
さらにその中に亜種もたくさん...

たくさん種類のあるウイルスですが、このデータベースから、タンパク質や塩基の配列情報を得ることができます。

NCBI が運営する Influenza Virus Database www.ncbi.nlm.nih.gov

ID(Accession number) や型、宿主(ウイルスが感染する生物)から検索したり、
(今年のワクチンに使われた型はどんな配列かな〜?と調べられますね! )

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Influenza Virus database

逆にBLASTを利用して、配列に一致する種を調べることもできます。

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Influenza Virus BLAST

特にBLASTは、事前に抗体などで調べ予想した亜種名とぴたりと一致する結果が出てくることもあり、感動します。

ぜひお役立てください。
ウイルスの研究を全力で応援します!(二回目)

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